Audible(オーディブル)の解約・退会の手続前に知っておくべきことを詳しく解説します。解約してから「知らなかった!」と後悔する前に、解約前に一読しておくことをおすすめします。
解約手続きを行う前に、知っておくべきことが5つあります。
知らずに解約を行うと、損をする場合があります。きちんと理解しておきましょう。
具体的な解約手順について知りたい!という方はこちら。
Audible(オーディブル)の解約はいつ成立する?
解約は次回請求日に成立します。したがって、解約手続き後も次回更新日までは聴き放題会員特典を利用できます。
Audile会員は月時更新のため、ひと月ごとに契約が更新されます。解約の手続きは「次回の月時更新を行わない」という手続きです。したがって解約手続きを行うと、次回の請求日に翌月分の月額料金が支払われず、請求日に解約が成立します。
「解約の手続き」=「次回の更新を行わない手続き」=「次回請求日に解約する予約」ということになります。
次回請求日の確認方法
次回請求日の確認方法について説明します。
iOS(iPhone/iPad)ではAudibleアプリで確認できます。Androidではアプリで確認できないためWebサイトで確認します。パソコンでもWebサイトにて確認できます。
Audibleアプリ(iOSのみ)で確認する手順
iOS(iPhone/iPad)ではAudibleアプリから確認できます。
- Step1Audibleアプリを開き、プロフィールから設定を開く
①右下部の「プロフィール」をタップ、②右上部の歯車をタップ
- Step2会員資格「詳細」を開く
設定画面の会員資格「詳細」をタップ
- Step3次回ご請求日を確認
会員プラン詳細画面にて「次回ご請求日」の欄を確認します。
Webサイトで確認で確認する手順(スマホ/パソコン)
AndroidではAudibleアプリからは確認できません。スマホでAudible公式サイトを開きAudibleにログインして確認します。パソコンからも同様です。
- Step1Audibleの公式サイトを開く
以下のリンクをタップします。
Audible公式サイト - Step2AmazonアカウントでAudibleにサインイン
※サインイン済であればスキップしてください。
1 Amazonアカウントの①「メールアドレスまたは携帯電話番号」を入力し、②「次へ進む」をタップ
2 続いて、①「Amazonのパスワード」を入力し、②「サインイン」をタップ
- Step3次回請求日を確認
会員タイプ画面にて「次回ご請求日」の欄を確認します。
次回請求日はAudible会員にとって、とても重要な日付です。次回請求日を確認しておきましょう。
Audible(オーディブル)を解約するとどうなる?
Audibleを解約すると、聴き放題会員特典を利用できなくなります。
解約とはAudibleの聴き放題会員を退会することです。つまり、解約するとAudibleの聴き放題特典がすべて利用できなくなります。
聴き放題会員の特典には3つあります。
Audible会員を退会すると、これら3つの特典が利用できなくなります。※単品購入したオーディオブックは退会後も聴くことができます。
ただし、解約手続き後も次回更新日までは聴き放題会員特典を利用できます。次回請求日に解約が成立し、会員特典を利用できなくなります。
Audible(オーディブル)の解約はキャンセルできる?
解約手続きを行っても、解約をキャンセルすることができます。ただし解約をキャンセルできるのは、「解約手続き後」から「会員資格終了日」までです。会員資格終了日以降は、解約のキャンセルができなくなります。
「解約手続き後」から「会員資格終了日」までであれば、「やっぱりもう少し続けてみようかな」という風に気持ちが変わった場合など、いつでも簡単に解約をキャンセルすることができます。
解約手続き前は「次回請求日」が存在しますが、解約手続きにより次回の請求はなくなります。したがって、解約手続き後は「次回請求日」が「会員資格終了日」に変わります。
以下に「会員資格終了日」の確認方法と「解約のキャンセル手順」について説明します。
会員資格終了日の確認方法
会員資格終了日の確認方法について説明します。会員資格終了日を確認できるのは「解約手続き後」から「会員資格終了日」までです。
Audibleアプリ(iOS/Android)のプロフィール欄を開くと確認できます。
解約のキャンセルの手順
解約のキャンセルは、Audibleのサイトから行います(スマホ/パソコンどちらも可)。手順は以下のとおりです。
- Step1Audibleの公式サイトにアクセスする。
- Step2Audibleにログインする。
①メールアドレスまたは電話番号、②Amazonのパスワードを入力、「サインイン」をタップ
- Step3「会員資格を継続する」をタップ
会員タイプ画面で画面下部の「会員資格を継続する」をタップします。※この画面でも「会員資格終了日」を確認できます(画面上部および真ん中あたり)。
- Step4「はい、会員資格を継続します」をタップ
会員資格を継続しますか?」ダイアログで「はい、会員資格を継続します」をタップ
- Step5解約のキャンセル完了
「おかえりなさい!」と表示され、解約はキャンセルされます。
Audible(オーディブル)の解約のベストなタイミングはいつ?
では、解約のベストなタイミングはいつでしょうか?
有料の聴き放題会員の解約手続きは、解約を決断したタイミングから次回請求日までの間に行いましょう。ベストなタイミングは「解約を決断したとき」です。
30日間の無料体験中の方も解約手続きは、解約を決断したタイミングから次回請求日までの間に行いましょう。解約のベストタイミングは「解約を決断したとき」です。
複数月の無料体験中の方は注意が必要です。解約手続きは、無料体験期間が残り1か月を切ってから次回請求日までの間に行いましょう。解約のベストタイミングは無料体験期間が残り1か月を切った日(=無料期間の最終月の初日)です。
詳しくみていきます。
聴き放題会員の場合
聴き放題会員の場合、解約を決断したタイミングから次回請求日までの間に解約手続きを行いましょう。ベストなタイミングは「解約を決断したとき」です。解約を決めたら次回請求日がくる前に、すぐに解約するのがおすすめです。
理由は4つあります。
1つめの理由は「次回請求日までは会員特典を利用できるため」です。解約手続きを行っても、次回請求日までは聴き放題会員特典を制限なく利用できます。ですから解約をためらう必要はありません。
2つめの理由は「解約忘れを防ぐため」です。解約するのを忘れてしまい次回請求日を過ぎてしまったら、利用する気がないのに次月の料金が引き落とされてしまいます。これだけは避けなければいけません。そのためには、解約を決断したら、すぐに解約手続きを行いましょう。
3つめの理由は「次回請求日までは解約のキャンセルができるため」です。一度は解約を決断しても、やっぱりもう1か月続けてもいいかなと気が変わることもあるかもしれません。そんな場合でも次回請求日までは解約をキャンセルし、すぐにAudible会員に戻ることができます。
4つめの理由は「会員継続ボーナスはないため」です。Audible会員を継続することで、なにか継続特典特別ボーナスのようなものは存在しません。一度退会して、また利用したくなったらいつでも再登録することができます。退会したことで損をすることは何もありません。
このため聴き放題会員の方は、会員の解約を決断したらすぐに解約手続きを行うことをおすすめします。
30日間の無料体験中の場合
無料体験中の場合、解約を決断したタイミングから次回請求日までの間に解約手続きを行えば、料金は一切発生しません。ベストなタイミングは「解約を決断したとき」です。解約を決めたら無料体験の終了日がくる前に、すぐに解約するのがおすすめです。
何が何でも無料でAudibleを使いたい方、絶対に課金したくない方の場合、解約のベストなタイミングは「無料体験登録直後」です。無料体験登録直後に解約手続きを行えば、無料体験の終了日まで、安心して無料でAudibleを利用できます。
理由は3つあります。
※聴き放題会員の理由1つめ~3つめまでと同様のため、詳細な説明は省略します。
Audibleを無料で使いたい方、解約を忘れるのが心配な方は、できるだけ早く解約手続きをし、安心して利用しましょう。
複数月の無料体験中の場合
2か月間の無料体験、3か月間の無料体験中の場合は注意が必要です。無料体験期間をすべて消化するためには、無料体験期間が残り1か月を切ってから次回請求日までの間に解約手続きを行いましょう。ベストなタイミングは「無料体験期間が残り1か月を切った日(=無料期間の最終月の初日)」です。
なぜ30日間の無料体験中の場合と違うのか?これはAudibleの会員資格は月時更新で、ひと月ごとに契約が更新されるためです。無料期間の最初の1か月目で解約手続きをしてしまうと、残りの無料期間は適用されず1か月目で自動退会となってしまいます。無料体験期間が残り1か月を切ってから退会すれば、無料体験の終了日までは聴き放題特典を利用できます。
その他理由は30日間の無料体験中の場合と同様です。
Audible(オーディブル)を解約しないほうがお得なケースもある?
とはいえ、解約しないほうがお得なケースが2つあります。
聴き放題はほとんど利用しないので解約したい。でも3か月以内に単品購入したいタイトルがある場合
この場合は「休会」という選択肢があります。
Audibleで本を聴きたいけど月額料金がちょっと高いので解約したい。
この場合は「3か月割引オファー(条件あり)」の適用という選択肢があります。
詳しくみていきます。
休会という選択肢
聴き放題はあまり利用していないが、今後も単品購入はするかもしれないという方は解約ではなく「休会」した方がお得かもしれません。
休会すると聴き放題タイトル、会員限定ポッドキャストは利用できません。休会期間は、30日、60日または90日の間で選択します。休会中は月額料金は発生しません。ただし無料体験期間中は休会できません。
解約との違いは、休会の場合は30%オフで単品購入できます。
Audibleのオーディオブックを単品購入する場合、価格は2,000円から高いものでは4,000円くらいします。ナレーションのプロが長時間かけて朗読してコンテンツを作成するため、それなりの値段になります。
Audibleの会員および会員を休会中の方は、オーディオブックを30%オフ価格で購入することができます。例えば3,000円の商品であれば、2,100円となるため、900円お得になります。
したがって3か月以内に単品購入する可能性のある人は、解約するよりも休会を選択したほうがお得になります。
休会の具体的な方法と休会のメリットの詳細についてはこちら。
3か月割引オファーという選択肢
解約手続きの最後に3か月割引オファーが提示される場合があります。こちらを適用すると、3か月の間、会員料金が50%になり月額750円になりお得です。
3か月割引オファー出現条件の非公開ですが以下のことがわかっています。
3か月割引オファーは1年に1回は利用できる有料会員の特権です。
わたしもAudible歴4年になりますが、3か月割引オファーを3回適用しました。「Audibleの月額料金が高いので解約したい」と考えていた方の中には、「750円なら続けてみよう」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
3か月割引オファーの利用手順、注意事項はこちらで詳しく解説しています。
Audible(オーディブル)の解約・退会の注意点まとめ
解約手続きを行うと、次回請求日にAudible会員資格を失い、聴き放題特典を利用できなくなります。
Audible会員の解約を決断した場合は、次回請求日がいつなのかを確認した上で、次回請求日になる前に解約手続きを行うようにしましょう。複数月無料体験中は「残り1か月を切ってから」です。まだ解約を迷っているかたは休会や割引利用の選択肢も考慮に入れつつ判断しましょう。
Audibleの解約方法、具体的な手順はこちら。
コメント