ネット情報があふれる現代社会において、読書は時代遅れと言われるようになりました。それでもわたしが本を読む理由、読書がもたらす8つのメリットについてご紹介します。
読書は時代遅れ
ネット情報があふれる現代社会において、本の情報は古いと言われます。読書はもう時代遅れになったのでしょうか。
情報は鮮度が命
あなたは何か知りたいことや調べ物があった場合、どうやって調べるでしょうか?
多くの人はスマホやパソコンでSNSやネット検索をするのではないでしょうか?たしかにこれらの手段は読書よりも簡単に手早く答えにたどり着く可能性が早いと言えるかもしれません。
現代は、新しい情報によって次から次へと情報が上書きされています。昨日の最新情報も、今日になればもう古くなってしまいます。情報は鮮度が命なのです。
本の情報は古い
1冊の本ができあがるのには、準備期間も含め半年から1年以上かかることが一般的です。ということは著者が原稿を書いてから、わたしたちが本を手に取り、その情報を読むまでに数ヶ月くらいのタイムラグが生じることになります。
今どきそんな古い情報が役に立つのでしょうか?
時間をかけて本を読むという行為は、もはや時代遅れの行為ではないだろうか??意味がないのではないか?そんな風に思われる方も少なくないかもしれません。
それでもわたしが本を読む理由 → 読書がもたらす8つのメリット
それでもわたしが本を読む理由。それは読書がもたらす8つのメリットがあるからです。
それぞれについて詳しくみていきます。
脳が活性化
読書をすることで脳のつながりが強化され、脳が活性化すると言われています。
東北大学の川島隆太教授によると「黙読すると、後頭葉や側頭葉、頭頂葉をはじめ、左右の前頭前野が活性化し、音読すると、聴覚野なども活性化する」とのこと。また「読書が習慣化している子どもたちは脳がより発達しているというデータが明白に出ている」そうです。(出典:産業能率大学 総合研究所)
このおうに読書をすることで脳が活性化し、認知能力が向上することで記憶力・集中力も鍛えられるのです。
語彙・読解力・文章力向上
読書をすることで、語彙・読解力・文章力が向上します。
いろいろな語彙や表現を知り、たくさんの文章を読むことで行間を読む力、読解力も徐々についていきます。語彙と読解力が向上すれば、文章を書くときにも生かされ、文章力向上につながっていきます。
語彙・読解力・文章力は、他人と意思疎通を行い、自分の考えを相手に伝える能力、すなわちコミュニケーション能力においてとても重要な要素です。
人の気持ちがわかるようになる
読書をすることで、人の気持ちがわかるようになります。
特に小説を読むことで、自然に登場人物に感情移入したり、登場人物の気持ちや著者の気持ちを推し量るようになります。そうすることで自然に人の気持ちや感情に対する共感力の向上につながります。これも他人とのコミュニケーションにおいてとても重要な要素です。
想像力が豊かになる
読書をすることで、想像力が豊かになります。
なぜなら、映像がないから自分で映像を補おうとするのです。多くの人は読書をすると、文字や言語情報から頭の中で物語の場面や状況を思い浮かべます。本好きの人は映画のような映像を頭に思い浮かべながら本を読み進めるといいます。文字や言語から情景やシーンを想像する力が向上するのは間違いありません。
知識・教養が身につき、視野が広がる
読書をすることで、知識・教養が身につき、視野が広がります。
ネットの情報でも知識は得られますが、読書ではより深い知識・教養が身につきます。精神科医で作家でもある樺沢紫苑氏は著書「読書脳」の中で、本で得られる知識は断片化されたネットの情報とは違い「分析、整理、体系化されることにより、結晶化された知識」だと言われています。
またいろいろな考えの本を読めば、世の中には様々な文化、習慣、宗教、考え方があることを理解でき、視野が広がります。1つの考えにとらわれたり、自分の意見だけに固執することなく、柔軟な思考が身についてくるのです。
アイデアが得られたり問題解決の助けになる
読書をすることで、アイデアが得られたり問題解決の助けになります。
読書をすることでビジネスのアイディアが得られることもあります。具体的な問題意識を持って読書をすれば、問題解決のためのヒントを得られるかもしれません。わたしたちが抱えている問題の多くは、過去の多くの人たちが抱えてきた問題です。過去の先人たちの知恵を借りれば、わたしたちの問題解決の助けになることでしょう。
他人の経験を疑似体験できる
読書をすることで、他人の経験を疑似体験できます。
世の中にはさまざまな生き方があります。百人いれば百人の人生があります。人生80年、一人の人間が経験できることは、わずかかもしれません。人生は1度きりですが、他人の人生を疑似体験させてくれるのが読書です。
自分ではできない経験できないこと、自分の人生ではありえないことを本を通じて知ることができるのです。本に出会わなければ知ることができなかった生き方、人生を知ることができるのです。
読書は楽しい
読書は楽しいです。
本を読むとワクワク、ドキドキします。早く次のページをめくりたくなります。本を読むのに夢中になります。本の終わりが近づいてくると、まだ終わらないで!という気持ちになります。この楽しい時間がもっと続けばいいのに・・・読書は楽しいです。実はこれが一番の理由です。
そして読書を楽しむことで、仕事などで緊張した脳をリラックスでき、ストレスが緩和されます。不眠症の人が寝る前の読書でリラックスできるようなり、眠れるようになったという例もあります。
読書を楽しみ、ストレスが緩和されれば健康や長生きにもつながるでしょう。
読書がもたらす8つのメリットまとめ
読書は時代遅れと言われます。
しかし読書には「脳が活性化」「語彙・読解力・文章力向上」「人の気持ちがわかるようになる」「想像力が豊かになる」「知識・教養が身につき、視野が広がる」「アイデアが得られたり、問題解決の助けになる」「他人の経験を疑似体験できる」「読書は楽しい」というメリットがあります。
これがわたしが本を読む理由です。読書がもたらす多くのメリットを享受したい人は読書に励みましょう。
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